自然塩のストロンチウムってどうなの?
リウコです。
頂きものの宮古島の自然塩なのですが、成分表にストロンチウムの文字を発見してしましました。
一目みてびっくり!
そして食べるのが怖くなりました←放射脳あるあるw
いろんな疑問か浮かんできました。放射性物質のストロンチウムがなぜ表示してあるの? ミネラル成分表だし大丈夫でしょ!とか、宮古島で、なぜストロンチウムが検出されるのか、とか、もしかしたら、核実験の影響なのかも?とか…。
まあ、ぶっちゃけ大丈夫なのかどうか?が知りたくて、
Cラボの大沼さんに伺ってみました!(餅は餅屋)
ストロンチウムという元素は、自然界で結構ポピュラーな元素です。
自然界に存在するストロンチウムには、原子量が違う同位体が4種類あります。
84Sr(0.56%)、86Sr(9.86%)、87Sr(7.0%)、88Sr(82.58%)です。
標準原子量は87.62です。
いずれも、放射線を出さない安定同位体です。
宮古島の塩に含まれるスロトンチウムは、これら安定同位体のストロンチウムなので、
全く心配いりません。
原爆や原発事故で放出されて心配な90Srは、放射性同位体で、
自然界には存在しません。
との回答。
まとめると、
*自然塩に含まれているストロンチウムは天然のもの
ということでした。
私は以前、天然のラドン温泉の危険性について聞いていたために、天然のストロンチウムも危険だと勘違いをしてしまったのだと気がつきました。
*放射線を出す核種は天然でも避けたほうが良い(ラドン温泉など)
この4点が私の中で整理されたまとめ。(そんなことはもう知ってるという方は読み飛ばしてくださいm(__)m)
スッキリ。
放射能に関しての知識、難しくてなかなか頭に入らなかったのですか、身近にある自然塩という実際の体験があってようやく理解できました。
主婦が放射能防御をする際に、1番気を使うのが、やっぱり食べもの。ネットで調べての、私の頭ではたどり着かないような、こうした疑問にすぐに答えてくれる大沼さんの存在は大きくてありがたいです。
他にも気にしているかたがいるかもしれないので、シェアさせて頂きました。(そまみきも気にしていました。)
また、追加で送って下さった、海水中のストロンチウム、セシウムに関しての資料も大サービスで添付しておきます。
海水中のストロンチウム濃度を調べてみると、
Wikipediaに、以下のようなデータが載っていました。
海域によって少し違うようですが、海水中のストロンチウムは
多くはないが、少なくもないということがわかります。
海水を天日干しすれば、このような組成の塩が出来るということです。
ついでに、セシウムはどうかなと調べてみると、下のようなグラフが出てきました。
地殻中の存在量で、安定型の(放射能を持たない)セシウム(Cs)は、ストロンチウム(Sr)の
100分の1くらいであることがわかります。
しかし、こういう情報が簡単に手に入るようになったというのもすごいですねぇ。
但し、情報の精度確度はまちまちです。
その中で、Wikipedeliaは、比較的信頼がおけると思います。
出典を常に明示していますから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊