Cラボ7周年報告会
11月18日の日曜、Cラボ7周年記念講演会に参加してきました✨
会場はオアシス21の近く、こーんな空でした💡
準備の様子。
今回、私が担当したのは、活動報告について。
1年間のCラボの取り組みを、写真やデータに沿って報告させて頂きました。
内容は、
🍎開所からの測定データまとめ
🍏幼稚園給食の測定
🍎福島の援農と空間線量の測定
🍏Cラボに登場した、地図付空間線量計ホットスポットファインダーのデータ
🍎干しいもの市場調査まとめ
🍏みんなのデータサイトを集約した読み解き本の紹介
など。
お伝えした内容の中で、1番興味深いと思ったのは、こちらのデータ
汚染のない栃の実でとち餅を作ったら、キロあたり130ベクレルの放射性セシウムを検出したという記事。灰汁抜きの灰が原因とのことでした。たき火の跡地は、ほとんどの場合、周囲より空間線量率が高いというデータもあり、燃やすことによって200倍ほど濃度が高くなるそうです。
その後に、大沼淳一さんの
「放射能測定マップ+読み解き集」
の解説。
こちらがまた、とても興味深い内容でした。
全国の市民放射能測定室が、6年間のデータを収集してまとめ、見えてきた真実‼️
例えば、青森県は、17都県に認定されたけれども、事故の影響は小さく、海のものを除いて、食品の汚染がほとんど見られなかったという事実。
汚染された稲わらや牧草が、牛肉や牛乳に影響を与えたということ。
他の作物の数値が減少傾向にある中で、野生キノコだけは、7年間変わらず検出され続けているというデータは、宮城県。そして、そこからの考察。
厚生省のデータだと、不検出で出ているもの(例えば福島県の桃)でも、市民測定所では、下限値を低くしているため、7年間のデータの移り変わりが確認できます。
特に、まえがきに書いてある文章
「この本が、未来の子ども達へ、2011年に起きた原発事故による放射能汚染の実態がどのようであったのか、事実の記録集として保管され伝えられるようにと願っています。」
それから、
「測定結果は、辛い現実を突きつけると思います。また、安全な場所の指針になるかもしれません」
この2つが心に深く響きました。
皆さんのお手元に置いて頂くことが、事故を事実として受け止め、未来へと繋がる道しるべになるのではないかと感じ、内容をここでもいくつか紹介させていただきました。
今はこちらのサイトから購入できます。
この後は、記念講演、ノンフィクション作家の黒川祥子氏の「心の除染について」の講演会でした。
福島第1原発事故後の福島での出来事を、そこに住んでいる側の目線から、細かな心理描写を交えて話していただきました💡
事実を知ること。これは、そのことにどう感じたのか、ということは別にしても、大切にしたいことのひとつだと思っています。
起きてしまったことは、戻せないけれど、ここからの行動を私たちは選ぶことができる😊
そんなことを感じました。
途中、次の予定があり、最後までいられなかったのが残念…💦
最後に講演前のエピソードをひとつ。
講演前に時間を貰って、データと内容の読み合わせをした時、
作成を担当された大沼章子さんに、
「リウコちゃんの感覚でいいから、読みにくかったり、内容がわかならいところは、変えてもらってもいいから」
と、言って貰えたこと✨
すごく嬉しかったのと、緊張の糸がほぐれた感じがしました💕
実際、読めない漢字が沢山😜で、言い回しを変えたり、
でも、この私の、分からない、理解できない、という感覚、専門家ではなく、普通のお母さんとしての感覚、理解度、感じかたは、必要なんだと気づかされました💡
なので、初めは理解したような気持ちで、解らなくても何となく読んでいた内容(見かけの半減期についてとかね。)その言葉のあとは臆することなく質問することができました。
そして、この内容に目を通した時に、章子さんの想いが詰まっているんだなあ、となんとなく感じていて、できることなら、全部伝えたい、と思ったのでした🔥
結果、かなーり早口(私は口調がゆっくりなので聞く人によってはちょうど良かったのかも)で、進行したのですが、それもなんとか無事に終わりましたこと、余談ですがご報告❤️
見にきてくれた、あまママメンバーや、来られなくても、メールをくれた友達、みんなの想いが詰まった報告会でした🌈
長文、読んでくださり、ありがとうございました!
リウコ