Cラボ夏休み親子教室2019
前日の大雨。お天気と川の増水を心配していましたが、見事に晴れ☀️
10組の親子が参加してくれました✨
待ち時間にセミの抜け殻採り。
羽化したばかりのクマゼミ
川へ向かいます。
川は少し増水していて、流れが早いと魚が流されてしまうそうでガサガサ体験は思いのほか難しかったです。
魚道。遠くで鳥たちが獲物を狙って待機している様子が見えました。
最終的には水切り大会に😆
大沼夫妻も張り切って参加していましたよ。
カニ。他にも、小さなエビやヨシノボリという魚を捕獲。
帰って着替え、お弁当の後は、大沼さんの講義。
今年のテーマは
「図説17都県放射能測定マップ+読み解き集」をテキストにした、放射能汚染についての講義。
こちらの本。アマゾンの科学書部門で1位となり、今ではベストセラーになっているそう。
内容は、いつもの楽しい雑談を交えながらの講義。
30の市民測定所が、同じ基準で測定して、データを合わせ、本を出すまでの道のり。
チェルノブイリ法では、国が予算を組んで、土壌測定をして、地図を作成して、立ち入り禁止区域や避難区域、それぞれの保障もしっかりとされているのに対して、日本では、県によって保障があったりなかったり、栃木県の那須町など、福島と同じように土壌汚染が酷い場所でも、国の保障がない地域もあるということ。
食品への放射能汚染の話。
事故から8年。セシウム134は半減期2年で1/16。野菜の数値も随分落ち着いてきているけれど、野生のキノコやベリー類の数値は、依然として高いということ。
また、畑の野菜は土壌の数値が2000Bq/Kgでも野菜に移行しないのは、畑の野菜には土の中のミネラルを栄養とする必要がないのではないか、という考察。これは、有機、無農薬、関係なくだそうです。
事実を知るということ、その大切さを改めて感じました。
参加者の方の感想は、事故から8年で気持ちが緩んでいたけれど、また、引き締まりました。という方が多かったです。また、大丈夫なものと。そうでないものを知ることができて安心しました。という声も。
皆さんとご一緒できたことが本当に嬉しく、楽しい1日となりました。
講義の間、Cラボのスタッフさん達には、子ども達のやりたいにつきあって、虫捕りや、公園に連れて行ってもらったり、と、子どもた達も楽しかった様子。本当にありがとうございました。
リウコ