【新情報】グリホサートではなくその添加剤だった
先日の講演会で河田昌東さんが仰っていて驚いた新情報です。
実はグリホサートではなく、グリホサートを吸収させる添加剤が毒性があったと仰っていました。またこのどちらも合わせれば更に毒性が強くなるのだそう。
『10月31日、東京でフランス・カーン大学のエリック・セラリーニ教授の講演を聞いた。彼はモンサントの開発した除草剤耐性トウモロコシ(NK603)のラットによる動物実験で発がん性を証明した毒物学者として有名である (1) 。しかし彼の論文に対し膨大な数の批判投稿(後日、その多くはモンサント系の科学者と分かった)を受けて、論文を掲載した科学雑誌 Journal of Toxicology 編集部は彼の掲載論文を撤回した経緯がある(後に別の科学雑誌がこの論文を再掲した (2)。
この講演で彼は最近の研究成果を紹介した (3) 。その内容は驚くべきものだった。要約すれば、モンサントのラウンドアップ除草剤の本当の毒物は主成分のグリフォサートではなく、グリフォサートを植物の葉から効率よく吸収させるための添加剤だった、という結論である。』
河田昌東氏
1940年秋田県生まれ。2004年名古屋大学理学部定年退職。現在、NPO法人チェルノブイリ救援・中部理事。遺伝子組換え情報室代表。専門は分子生物学、環境科学。活動暦多数。2011年4月福島原発事故被災者の救援運動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『チェルノブイリと福島』より
そまみき⚽️